高知旅行記1(2015年12月11日)

先日2015年2度目の高知旅行に行ってきました。
いつも高知に行く目的は寺田寅彦先生ですが、今回も同様です。
本当は11月に行こうと思い、何かイベントがないかと探していたところ
おなじみの高知県立文学館で寺田さんと、お弟子さんの中谷宇吉郎先生の
共同の展示が12月5日から開催されるというので、それに合わせての旅行でした。

旅立つ10日の福岡の夜は雨。
天神高速バスセンターの待合室で流れていたNHKのニュースを見ていたら
四国が雨で大変だとの情報、大雨の高知の映像も流れていました。
ただ11日の午後には止みそうな予報だったのでそれを信じて
念のために傘は持ってバスに乗り込み
翌朝バスが高知県に入った辺りで小降りだった雨が止み空も明るい。
正に晴れ女の本領発揮です。
前日のNHKの雨のニュースは一体なんだったのか。
あのニュースで言っていた高知とはどこの高知だったのか。
空も晴れたし、今回もきっと面白い旅になる!そんな予感がする青空。

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いつもは独りで朝食を摂り、愛する寺田寅彦先生のお墓参りに行くのが定番コースですが
今回は前の高知旅行の際に沢田マンションでお世話になったSさんが
高知駅まで車で迎えに来てくださって、一緒にコメダで朝食、お墓参りという初のパターン。
寺田さんのお墓からほんの少し先の神社の入り口に車を停めたら(※これに後日談がある)
坂の上から川や滝のように水が流れて来るのを見て
前日の雨の酷さを実感しましたが、頭の上にはすっきり青空です。

10か月ぶりの寺田さんのお墓参り、ご無沙汰してスミマセンでした、
3日間毎朝来るのでどうぞよろしくとしっかりご挨拶を済ませ
寺田寅彦記念館まで車で送っていただきました。
この日はSさんとはここでお別れして、独りで記念館とメインイベントの文学館での企画展へ。

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ここへ来るのも4度目。
いつもの管理人の方がいらっしゃって、すっかり顔も憶えてくださっていました。
高知に顔見知りの方も増えて、いつ移住してもいいようになりつつあります。

企画展にも行かなくてはならないし、五台山の竹林寺へも行きたかったので
いつものように長居するのはやめようと思いつつ
気付いたら約2時間居座って、管理人さんと話して居ました。
寺田さんを好きな人でないと面白くないであろう、妄想メインのお話です。
夏目先生が熊本から英国へ行って、そこそこ好きだった筈の熊本に帰らなかったのは
寺田くんのいない熊本に戻るのヤダ(東京にいた)からだとか、
もしも寺田さんが生きていたら、小保方さんはどうなっていたかとか、そんな話です。
小保方さんのスタップ細胞見つかったときのニュースが
ちょうど最初に高知を訪れた日だったのを思い出します。
そのニュースを聞いて「そういえば今日女性の科学者が…」というお話をしたのを
はっきり憶えているのですが、2年後にはこんなことになっているとは。
恐らく寺田さんが生きていて、今の理研にいれば、
あるかないか判然としていないような物は発表させないですよね~、
もっと注意深くて慎重ですよね~という結論で一致しました。

そして新潟にいらっしゃると言う寺田寅彦ファンの女性も
寺田寅彦友の会の会合に合わせて、ちょうど高知にいらっしゃるとのことだったので
運がよければお会いできるかと思いましたが、3日間ともさすがにそれは叶わず。
いつかお会いして色々お話したいものです。

そんなこんなであっという間にランチタイムになったので
文学館へ行く前にいつものひろめ市場へ行って、カツオの塩タタキ定食。

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これを食べなきゃ高知に来た気がしない!
腹ごしらえをした後に歩いてすぐ近くの文学館へ。
いつも看板に寺田さんの顔は載っているのですが、今回はまた特別に強調されていて嬉しかったです。

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それにしても毎回思うのは、文学館なのに、いくら寺田さんが優れた俳句や随筆を残しているとはいえ、
なぜ常設展示で特設コーナーまであるのか、本業物理学者なのに。
文学が本業の人は一体どうすればいいのでしょうか。
しかも高知は多くの文学者を輩出していて、文学館にも多くの作家の展示があるのにです。
寺田さん、特別扱いにも程があります、嬉しいけど。

翌日には金沢の中谷宇吉郎記念館の元館長さんが文学館にいらっしゃって
講演会をするとのことでしたが、別の予定があるので行きませんでした。
行けば新潟のファンの方にもお会いできたかもしれませんが、
今回はそういうタイミングではなかったのでしょう。

企画展を見て、常設展示を見た後は高知市内観光へ。
高知駅から出るMY遊バスに乗って五台山まで行きました。

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このバスの運転手さんはいつも親切な方やお話し好きな方が多く、
「観光」とは言えもう慣れている私にも
どうすれば効率よく観て回れるか丁寧に教えてくださいます。
なので運転手さんのおススメの通りに、既に何度目かですがまずは高知市が一望できる展望台へ。

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前に来たときは気付きませんでしたが、環状線沿いのヤマダ電機が展望台から見えるので
もしかして…と思ったら、沢田マンションも辛うじて見えました。
上の画像は沢田マンションからちょっとだけ外れています(イオンは見える)

しばし高知市の風景を堪能した後、
展望台の下の階にある「パノラマ」というカフェに行こうかと思ったのですが、
さらにその下の階に出ていたほうじ茶ソフトに惹かれてお店に入ると
意外にも色々な国の絵本が置いてある絵本カフェでした。

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見晴らしも陽当たりもよくいいお店でした。
それから竹林寺へ階段を下りて行きます。
緑も残りつつの紅葉がとても綺麗でした、いい時期に来てよかったです。

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下界へ降りて夕食を探して帯屋町商店街周辺をうろうろしていると
中央公園がイルミネーションで彩られていました。
今年1年色々あって、必死で高知に来たけど、考えたらクリスマスとかお正月とかも目前。
地元ではクリスマスのイルミネーションなんか特に興味もありませんが
旅先で目にするとしんみりしてしまいます。

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その日は以前入ったことのあるカフェでタイカレーを食し宿へ帰って寝ました。
福岡高知は夜行バスが一番効率いいとは言え、やはり疲れます。

それにしても高知はタイカレーを出す喫茶店カフェ飲食店多いですね。
高知の美味しいタイカレーのお店を探す旅も面白そうな気がします。
安芸も中村も行きつくしたらやってみようかな。
因みにこの日に食べたタイカレーは、福岡のアジア系のカレーを食べ歩いて
舌が肥えている私にはちょっと味が薄かったな。

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