高知の旅 その1

1月29日に福岡からバスに乗り、ちょっと高知まで旅行に行って参りました。
メインは寺田寅彦さん関連の地を歩くという物ですが、
話のタネと、寺田さん関連の地を行き尽くして、時間もあったので、
他の所にも行って来ました。
とりあえず、メイン以外の旅行記から書こうと思います。


29日の夜、先日のSuede大阪公演で知り合った、F子さんと共に、
映画「オンリー ラヴァーズ レフト アライヴ」を観て、
晩御飯を食べた後(これは天神ですw)、
その足でバスセンターからバスに乗って、高知へ向かいました。
映画の感想はまた改めて書こうと思います。
一晩バスで過ごし、30日の朝、JR高知駅に到着するとさすが坂本龍馬の故郷だけあって、
坂本龍馬、お竜夫妻がお出迎え。
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30日の高知は雨だと聞いていたのですが、私も結構な晴れ女なので、
まぁいつもの通り傘持って行ってもどうせ降らないだろうと高をくくっていたのですが、
珍しくしっかり降っていました。
折りたたみの傘でも持ってきてよかったです。
駅前には武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の3人の像がありました。
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心なしか雨で3人ともちょっと悲しそうです。
一番に行く予定にしていた寺田さんのお墓が、
ちょっと山に上らなくてはいけない場所だったので、
雨は気が重いなぁと思いつつ、気よりも重たい背中の荷物をどうにかしようと、
駅から徒歩10分程度の場所にある宿に荷物だけ預けに行きました。
そして結構歩くだろうし、まずは腹ごしらえということで、
ホテルから近くで、高知名物の「ぼうしパン」の発祥のお店で、モーニングを食べました。
ぼうしのつばの所はサクサクしていて、真ん中はふわふわ。
ふわふわのところはストロベリーの香りがするような気がしました。
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高知は街中に、割と古くからありそうな喫茶店が多く、
しかもかなりの数の店舗がモーニングをやっているので、
7時とか8時からお店が開いています。
読書メーターの高知の読友さんのお話によると、
高知の日曜日の会話では「モーニング行こう」というのがあって、
ちょっと年配になると、モーニング>ランチなのだそうです。
腹ごしらえをすませてから、寺田さんのお墓参りと、
寺田寅彦記念館へ行きました。
記念館で館長さんでしょうか、女性の方と2時間くらい話して、
外に出たらすっかり雨は止んでいました。
この後はまったく傘の出番なし。
その後、昼ごはんのために「ひろめ市場」へ向かいました。
ひろめ市場というのは、高知の飲食店や物産展が並ぶ屋根つきの市場のような場所で、
食事はショッピングセンターのフードコートのようになっています。
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テーブルが広場にならんでいるので、好きなお店で好きな物を買ってきて、
テーブルで食べるという感じ。
なので、独りで行っても気まずくないし、値段もそこそこな感じだし、
旅行者にはとてもありがたいところです。
普段余り食べ物に執着しないのですが、今回の高知旅行では絶対に、
カツオのタタキ、しかも塩タタキを食べようと心に決めていたので、
ネットなどでも有名な明神丸の塩タタキ丼を食べました。
このお店はタタキを作る工程をお客さんに見せてくれていました。
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盛大に藁をぶっ込んで行くし、火も盛大に燃え上がるし、
調理場は一応ガラスで囲んでありますが、火が燃え上がると外側も熱い!
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そして出来上がった塩タタキ丼がこれです。
新鮮なカツオでしか食べられないであろう、とてもシンプルな塩味と、
ご飯にかかっている柚子ダレがとても爽やかで美味しい!!!
炙りたての香ばしさがあって、最高です、激うまです。
上に生ニンニクのスライスが何切れが乗せてあって、
何も考えずに食べたのは色々失敗だったかもしれませんw
いや、それも込みで美味しかったけどね!!
真ん中の黒いの(実物は緑)はこれまた高知名物のあおさの天ぷら。
これも美味しいのですよ~。
お腹がいっぱいになったら、高知県立文学館と、
記念館で教えて貰った寺田さん縁の神社へ行きました。
朝7時から全て徒歩で回ったと、夜行バス移動の疲れも出たので、
ひろめ市場で有名な安兵衛の餃子を買って、晩御飯はホテルの部屋で食べました。
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ホテルでグダグダしながら、珍しくTVを見ていたら、
ローカルニュースに切り替わると、南海地震のことをしきりに言っていました。
高知の人たち、というか、日本の太平洋沿岸にすむ人たちにとって、
どうしても無視できないことなんだろうな。
寺田さんもそういうことを言っていたんだよね。
2日目。
朝起きたら快晴だし暖かいし、晴れ女の面目躍如たる天気です。
いやでもちょっと暑いよね、これ・・・。
高知は街路樹も南国でした。
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高知駅からはりまや橋へ続く電車通りにはこんな人たちがいます。
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高知駅のロッカーに荷物を預けて、
この日も一番に寺田さんのお墓参りへ。
そしてコース的に記念館にも立ち寄りごあいさつ。
1時間くらいあれこれ話した後、高知城へ行きました。
記念館の目と鼻の先です。
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ここまでは来たけど、この後のスケジュールを考えると厳しそうなので、
中には入らずに降りて行きました。
先日観た映画「県庁おもてなし課」の舞台、高知県庁は高知城のすぐ横です。
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そして今回の旅で、塩タタキと共に「絶対!」と思っていた路面電車に乗りました。
高知では路面電車=電車、JR=汽車と言うのだそうです。
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県庁前から旭町一丁目という電停で降り、高知の遊郭跡巡りと、
寺田さんの叔父さんである、宇賀喜久馬さんが切腹した「井口村刃傷事件」の舞台となった
永福寺方面へ行きました。
玉水町という場所は昔遊郭があった場所で、
今でも営業しているのかどうか分かりませんが、「旅館」の看板のかかった建物が多く残っています。
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最後のアールデコないかにもっぽい建物は、会社の事務所か何かのようです。
他は生活感があるようなないような、
看板出てるってことは現役で商売してるのか、
「旅館」って純粋な意味で「旅館」なのか・・・なんて考えながら写真を撮っていたら、
枯れ草の茂る空き地でガサッゴソッと何か動く音がします。
まさか、「勝手の人の家撮んなち!!」とか怒られる?!と思ったら・・・
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遊郭猫様でいらっしゃいました。
日向ぼっこのお邪魔をしてしまったようです、大変申し訳ない。
そして電車通りの南側の玉水町から、通り北側の永福寺のある井口町へ。
この辺はとても狭い道で水路が多く、入り組んでいるので、
案内板で場所を確認しようと思ったら、地図の一部を色ペンで囲んであり、
その中に「海抜3.5m」と書いてあったのに衝撃を受けてしまいました。
そうか、こういう案内板でも住民に注意喚起しているのですね。
しかし肝心の永福寺の場所は書かれていません。
分からんなぁと思いながら適当に歩いて行ったら、
通りのこちら側の旭町にも面白そうな建物や、旅館の看板のある建物を発見。
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ここはコーヒーショップだそうです。
そしてこちらは旅館の看板。
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旭町は永福寺を探して迷い込んだだけですが、
色々発見があって面白かったです。
ここからもう少し歩くと、坂本龍馬関係の場所があるので、話のタネにと行ってみました。
コーヒーショップのさいたにやさん。
ここはかつて才谷屋があった所なのだそうです。
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こちらは坂本龍馬生誕の地、石碑だけです。
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そして再び電車で高知駅に戻り、そこからMY遊バスなる1000円で
高知の観光地あちこち回れるチケットを買い、
桂浜まで行ってみることにしました。
途中牧野植物園もいいと聞いていたので寄ってみたかったけど、
そうすると帰りのバスの時間が危うくなるので、桂浜だけ行くことにしました。
坂本龍馬像。
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桂浜。
海とか全然好きじゃないので、行こうって気にもならないけど、
桂浜っていうと、何か違うような気がしますね。
寺田さんの随筆にも出て来るしね。
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MY遊バスの運転士さんの話によると、冬は本当に観光客が少ないのだそうです。
しかも今年は特にひどいのだとか。
確かに思ってたよりずっと人は少なかったです、本当にまばら。
寺田さん関連の施設に比べればずっと多いですけどね。
とはいえ、今の時期が少ないだけで夏場は多いし、GWは道路が大渋滞になるほど、人が多いのですって。
冬に、しかもあんな天気のいい日に来ておいて、人ごみにも渋滞にも巻き込まれず、
オレ大勝利かもしれない。
ちょうどこのときに、近くの闘犬センターの土佐犬と思しき犬を連れた飼育員の男性が
浜辺を散歩していました。
土佐犬やっぱり怖い・・・。
でも吠えもせず、大人しく飼育員さんに連れられて歩いていました。
そして最後の観光地、はりまや橋。
何度か電車で通ったけど、写真は撮っておこうと思って、ここで降りました。
はりまや橋というと日本三大がっかり観光地とか言われる、気の毒な観光地。
確かにあの一番新しい赤い欄干の橋は残念だけど、
車道の方のはりまや橋は明治大正昭和初期の香りがして悪くないよ!!
あれをがっかりだとか言うセンスの方が、よっぽどがっかりです。
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あの緑の欄干の一番古いのも、確かに短くて「あれなの?」と思うけど、
そんなにがっかり言われるほどがっかりじゃありませんでした。
あっちこっちに雨後の筍のごとくできてるショッピングモールが、
どこのお店に行ってもテナントが全部一緒なんてのの方が100倍がっかりです。
そして高知での最後の食事。
読書メーターの高知の方に、鍋焼きラーメンが美味しいと教えていただき、
それを食べるか、最後にもう一度塩タタキ丼を食べるか迷った挙句、
ひろめ市場の明神丸の塩タタキ丼にしました。
ホントに美味しかったんだってば!
そんな感じで高知の約2日間の旅終了です。
寺田さん編は、また別のエントリで、超まじめに書こうと思います。

高知の旅 その1」への4件のフィードバック

  1. Maybe 8lue

    SECRET: 0
    PASS: 42a8b0f8f3af0aefba30bf09d70df5db
    驚きました。旭町は私の家の近くで、写真で見ると違う所のようです…なんたる偶然!!あの旅館の辺りは昔「赤線」と呼ばれており母世代は「赤線へ売りに行くぞ!」が親の脅し文句だったそう(何て親だ)私達世代はピンと来ず、狭くてよく混むパチンコ屋の裏道って所でしょうか。高知駅の三人の像はお披露目前「顔」だけブルーシートにくるまれてたんです。県民が前を通る度に何を思ったか…次回ご縁がありましたら、想像してみて下さい(笑)

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  2. KAORIE

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    旅行中はリアルタイムで色々コメント下さってありがとうございました!
    何と、あの近くに御住まいだったのですか!
    もしかしたらお家の前通ったりしたかもしれませんね(笑)
    赤線の近くって、割と「赤線に売り飛ばすぞ!」って叱り方、
    よくあったのかなという感じがします、今は現役の赤線もない(表向きは)から
    そういう叱り方もしないでしょうけどね。
    あぁ、そう言えば、パチンコ屋さんありましたね(笑)
    裏から見たら、何か公民館のようなところかと思ったら、パチ屋の裏口でした。
    それにしても、なぜ銅像の顔だけ覆ってたんでしょうね(笑)
    気になって画像検索して見たら結構ありました!
    てるてる坊主にしか見えません、これ(笑)

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  3. Maybe 8lue

    SECRET: 0
    PASS: 42a8b0f8f3af0aefba30bf09d70df5db
    永福寺の前を通って中学校へ通い、現在通勤路としても使っています。なるほど、そういう出来事があったんですね~色々勉強になります。
    中学生の頃「赤線って知ってる?」って同級生に聞いたら、「赤道じゃないの?」って言われたことがあります。高知に赤道は無い!!!はい、ゆとりの程度がバレました。
    画像をご覧になられましたか!!何故、首でくくるんだ。武士に一番しちゃいけない事だろ・・・せめて上半身。と私は悲しくなりましたが、そうですね!てるてる坊主☆晴れますようにとの願掛けだったと考えることにします(笑)

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  4. KAORIE

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    私も恐らくMaybe 8lueさんも赤線現役時代知らない世代ですが、
    赤道と赤線って、いやぁ・・・(笑)
    何か埋められない溝を感じてしまいますねぇ、
    知ってる上に興味津々なのも、ちょっとアレなんだとは思いますが(笑)
    言われてみれば、武士にあれはない(笑)
    普通ああいうときって、全身ふわっと覆うイメージなんですけど、
    なんであんなにギュッと括ってるんでしょうね。
    実物見られなくて残念でした(笑)

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