ライフ イズ ミラクル

先月末で仕事を辞め、明日まで完全無職のKaorieです。
こんばんは。
せっかく休みなので、色々したいのですが、現在ワケあって極度の極貧で
どこにも行けず、本もCDも買えない状態な上、
急に天気が悪くなって具合も悪いと言うほぼ三重苦。
結局寝てる時間が多いのが残念。

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先日見た「最愛の大地」が消化不良だったので、
ユーゴ関連映画を観たくなったのですが、

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は長いのでちょっと気合が必要だしということで、
同じくクストリッツァ監督のユーゴ関連映画で、未見だった
「ライフ イズ ミラクル」を鑑賞しました。
主役のルカは「アンダーグラウンド」でマルコの弟、
動物園の飼育員をしていたイヴァン役だったスラヴコ スティマチ。
この人の顔がとっても好きなので、全編好きな顔眺められて眼福でした。
「アンダーグラウンド」の時に比べると、ちょっと老けてる印象がありましたが、
それはそれでいい味を出しています、本当にこの人好きです。
音楽も相変わらずジャカジャカしててカッコいいし、
ボスニア内戦と言う悲惨な事件を背景としながらも、
決して辛気臭くならないどころか、ドタバタ喜劇の要素まである。
日本人的な感覚で言うと、ドリフのコントに近いと思います。
「最愛の大地」もボスニアのムスリム人とセルビア人の恋を描いて(ような気がした)ましたが
これもまたセルビアの国境近くのボスニアを舞台とした
ムスリム女性とセルビア人の恋の話なんですね。
「最愛の大地」の方が戦争の悲惨さを「映像として」リアルに伝えていたのは確かだし、
クストリッツァの映画はドタバタした映像に、にぎやかな音楽で、
ベタな笑いもとりつつ、ワケ分からんままどんどん進んでいく感じなのに、
確実に心に残る感じがします。
台詞もいちいち深かったりするんですよね。
スラヴコが好きだからだろって言ってしまえば、まぁそうなんですが、
悲惨なことを、そのまま悲壮感を漂わせて伝えない技と言うのが
映画には必要なのです、音楽も小説もそうだと思うけど。
それと映画を先導すると言うか、登場人物を結末に導いていく役割として、
「アンダーグラウンド」でもそうだったけど、動物を使う手法。
失恋して死にたいから列車の線路に佇んで動かないロバって
ちょっとどうなのwって思うけど、このロバがいい味を出しています。
ルカの家にいる犬とネコもいつもルカに寄り添ってる感じでとてもいい。
国や民族、宗教や主義主張で態度を変えることのない動物を
キャラクターとして使うことで人間の愚かさが際立ってるのかな。
キャストに関してもう一つ。
中隊長役で、クストリッツァ監督の実の息子さんが出演しています。
あんまり似てないような気がしますが。
無職の間にもう1本か2本か映画観られたらいいなと思います。

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